保健学科では、以下を教育目標としています。

  • 豊かな人間性を育む全人教育
  • 保健医療に対する総合的視野と専門的知識・技術を身につける教育
  • 国際的視野をもった保健医療従事者の育成
  • フロンティア・スピリットをもった指導者・教育研究者の育成

 看護学専攻では、社会の多様なニーズに対応できる高度な看護実践能力と国際的視野を持った看護師を育成することを目的としています。また、将来、教育者または研究者として看護学を探求できる人材を育成し、看護学の確立と看護技術の開発を促進することで、人々の保健医療の向上に寄与することを目指しています。

母性看護は女性の「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の保証を前提として、性と生殖に関する健康を保持・増進する、そして次世代を担う子供を健全に育成することを目的として、女性の生涯すべての時期にかかわる看護の専門領域です。そしてそれは、アプローチの相違はあるものの、産婦人科学と互いに包含しあう関係であると考えます。母性看護学の教育においては、わたしは産婦人科医としての臨床経験を基盤として、必要なケアを提供するための基礎的な知識・技術・態度を習得できるようにします。「自分で考える」ことの重要性を認識してもらいながら、チーム医療の現場でリーダーとして適切な判断と実践ができる能力を身につくよう教育を行います。

看護研究においては、自ら課題をみつけ、その解決のために必要な情報を収集・分析して、解決策を導き出す過程がとても重要であると考えます。医療を変革し、社会に還元できる研究成果なぞ、一朝一夕に出るものではありません。自分の課題に関して、研究が思ったように進まなくとも、望ましい結論が得られなくとも悲観することはありません。自分の頭で考え、いろいろと悩み、そして周囲の仲間や先生たちときちんとディスカッションする。そのような経験は、現場などで「教科書に書いていない問題」にぶちあたったとき、冷静に解決策を目指すために役立つことでしょう。