検査技術専攻 学科共通科目2年次(1学期)
保健生理学(分担 担当教員)
生殖生理 1. 8月3日(月) 2. 8月5日(水)
生命の目的は、個体の維持と種の保存である。種の保存は、両性の生殖機能に依存しており、生殖機能は、発生、分化、発達、成熟、そして老化の過程を経て大きく変化する。そのため、下記の項目について理解することが必要である。
- 生殖腺の性分化・発達(性の決定、生殖腺の性分化、副生殖腺の性分化、視床下部-下垂体-性腺系、思春期)
- 男性の生殖機能(男性生殖系の構造、男性生殖機能、精子、男性の生殖活動、男性生殖機能の変化)
- 女性の生殖機能(女性生殖系の構造、生殖機能の調整:周期的変化、卵巣周期、子宮内膜周期、女性生殖機能の老化)
- 妊娠と分娩(受精、着床、胎盤、羊水、胎児、母体の変化、授乳)
全学教育科目 一般教育演習(フレッシュマンセミナー)1年次(1学期)
女性と子供の健康 (分担 担当教員)
「生涯を通じて女性の健康を支える」をテーマに、4回の授業で基本事項のレクチャーののち、調査、グループワークと発表を行います。
- 7月23日(木) 講義「女性のライフステージと生理・健康障害」 → 課題1提出
- 7月30日(木) 講義 「若年女性の健康障害」
- 8月6日(木) 講義「中高年女性の健康障害」 → 課題2
- 8月13日(木) グループワーク/発表 → まとめレポート提出
グループワークのテーマ「女性の生涯にはどのような健康障害があり、どのような支援が必要なのであろうか?」 講義、動画、体験談、調べた内容を踏まえて、ブレイクアウトルームで意見交換 (2グループに分かれ、約1時間)司会、書記、発表者を予め決める。Power Pointを使って意見集約し、3枚から5枚程度にまとめる。その後、各グループの発表5~6分。総合討論。
学士課程 看護学専攻2年次(2学期)
母性健康障害論 (責任教員)
具体的な授業方法などについては、ELMSにて確認ください。
回 | 月日 | 曜日 | 時限 | 授業テーマ | 具体的内容 |
1 | 9月28日 | 月 | 3 | 生殖の生理、正常な妊娠経過 | 発生・性分化のメカニズム |
第二次性徴・思春期 | |||||
性成熟期の性周期 | |||||
受精・着床(妊娠の成立) | |||||
妊娠経過と胎児の発育 | |||||
母体の生理的変化(妊婦貧血を含む) | |||||
2 | 10月5日 | 月 | 3 | 思春期・性成熟期女性の健康障害1 | 月経異常(月経困難症、月経前症候群) |
婦人科良性疾患(子宮筋腫、内膜症など)の病態と治療 | |||||
避妊とピル | |||||
3 | 10月12日 | 月 | 3 | 思春期・性成熟期女性の健康障害2 | 婦人科悪性疾患(子宮がんなど)の病態と治療 |
HPV感染とワクチン | |||||
4 | 10月19日 | 月 | 3 | 更年期・老年期女性の健康障害 | 更年期障害 |
骨粗鬆症 | |||||
骨盤臓器脱・尿失禁 | |||||
萎縮性腟炎・外陰炎 | |||||
5 | 10月26日 | 月 | 3 | 妊娠期の異常 | 不妊・不育症、異所性妊娠 |
流産/切迫流産、早産/切迫早産、頚管無力症、過期妊娠 | |||||
妊娠悪阻・妊娠高血圧症候群・胎児発育不全 | |||||
多胎妊娠・血液型不適合妊娠 | |||||
前置胎盤・常位胎盤早期剥離 | |||||
6 | 11月2日 | 月 | 3 | 妊娠・分娩期の異常 | 合併症妊娠(妊娠糖尿病を含む) |
母子感染 | |||||
胎児機能不全(胎児心拍モニタリングを含む) | |||||
胎位異常・前期破水・陣痛異常 | |||||
7 | 11月9日 | 月 | 3 | 分娩・産褥期の異常 | 急速遂娩・帝王切開 |
分娩時異常出血 | |||||
分娩による損傷 | |||||
帝王切開術後・血栓塞栓症 | |||||
子宮復古不全・産褥熱 | |||||
産後精神障害 | |||||
8 | 11月16日 | 月 | 3 | リプロダクティブヘルスに関する倫理 | 生殖補助医療と倫理的課題 |
出生前診断と倫理的課題 |
学士課程 看護学専攻2年次(2学期)
保健薬理学 (分担、担当教員)
具体的な授業方法などについては、ELMSにて確認ください。
月日 | 曜日 | 時限 | 授業テーマ | 具体的内容 |
11月5日 | 木 | 4 | 産科とくすり | くすりと胎児異常 |
妊娠中のくすりの使い方 | ||||
切迫早産に用いるくすり | ||||
分娩時に用いるくすり | ||||
授乳中のくすりの使い方 | ||||
11月12日 | 木 | 4 | 婦人科とくすり | 続発性無月経の治療 |
OCとLEP | ||||
ホルモン補充療法 | ||||
そのほかのホルモン療法 |