「産後うつ病に対する妊娠期の予防的介入に関する全国調査」にご協力をお願いいたします。

 現在、上記調査研究を実施しております。対象は、助産師さんで各施設の代表1名様の回答をお願いいたしました。コロナウイルス感染対策でたいへんな時期でありまことに恐縮ですが、どうかご協力いただけますよう、お力添えのほどよろしくお願い申し上げます。

 産後1ヶ月にメンタルヘルスチェックを行う産婦人科施設は2020年には90%と増加しましたが、妊娠中にリスク評価を行っている施設は59%にとどまっています。そして産後うつ病に対する妊娠期の予防的介入の実態、介入に対する助産師さんの認識等は明らかではありません。そこで、下記の目的のもと研究を計画いたしました。1)産後うつ病に対する妊娠期の予防的介入の実態および介入に対する助産師さんの認識を明らかにする、2)介入実施に影響している関連要因を明らかにする、3)新型コロナウイルス感染症の流行・拡大に伴う介入実施への影響と対応を明らかにする。これらにより、産後うつ病に対する妊娠期の具体的な支援方法の改善にむけた提言を目指しております。また、新型コロナウイルス感染症流行時における支援のあり方を再考する一助にもなると考えております。郵送した依頼書にあるURLからオンライン上でご回答(期間は2021年7月31日まで)をいただく計画です。本研究は大学院生 竹内瑞季さんの修士課程研究であり、北海道大学大学院保健科学研究院倫理審査委員会の承認(20-67)を受けて実施しております。