蝦名教授の分担執筆した「不育症」が発刊されました。

分担執筆した「不育症」がメジカルビュー社から発刊されました。「不育症」とは、妊娠はするものの流産を繰り返し、元気な児が得られない、つまり妊娠が維持されない病的状態です。この妊娠維持機構の解明には解剖学的、遺伝学的、内分泌学的、免疫学的など生殖にかかわるすべての学問領域が関与します。また、治療においても内科学的、外科学的、精神医学的な介入が必要となることがあります。この書物は、現在日本を代表する各分野のエキスパートの先生方が結集した内容となっています。不妊症だけでなく、不育症に関しても、少子化対策の一環として保険適応の範囲が広がろうとしている今日において、まさにベストタイミングで世に出たといえます。